初級者向け英作文トレーニング、英単語力アップ、記憶力アップの方法 etc

英語リスニング 準備編 ⑤

リスニング習得方法

 

 「 How to master English listing 」 No.5

 

 

リスニングの学習スケジュールの立て方

 

「リスニングを習得するためには何が必要か?」について述べてきました。次は効率良くリスニングを習得するための学習スケジュールについて考えてみましょう。

 

何をおいてもまず優先させるべきは英作文トレーニング。最初に英作文の基礎を作っておかなければ、他の何をやってもほとんど身につきませんから。

 

英作文トレーニングの方法は、当サイトをご利用の場合、文法編、カテゴリー編、パラフレーズ編の順番で進めていってください。効率良く英作文の基礎を作れますよ。

 

英作文トレーニングと並行して、「英語音の聞き取りトレーニング+発音トレーニング」を半年間を目安にスタートしましょう。

 

発音トレーニングには専用の教材が必須ですから購入してくださいネ。

 

3カ月間くらい毎日発音練習をしていればかなりレベルアップします。

 

次は音声付きの英会話教材を購入して、英会話の聞き取り練習とシャドウイングによるスピーキング練習に移ってもいいでしょう。

 

この時点ではまだ、初めて聞く英会話をリスニングする力はまだ付いていないはずですから、聞き取れないからと言って落ち込む必要はありません。あくまでも「聞き取り」の練習です。

 

聞き取りも発音練習も完璧だと思ったら半年間続ける必要はありません。

 

計画は順次前倒しさせていってください。

 

音の聞き取り、英語のリズムに慣れたら本格的なリスニングを始めましょう。

 

日常英会話の教材をまだ消化し切っていなければ同時進行でもかまいません。聞きなれたCDと初めて聞く音声でどれくらいの差がでるものか実感してみてください。

 

ただ、毎回違う音声を手に入れるために教材を購入していたら膨大な出費になってしまいます。英語の音声をタダで入手する方法は色々ありますが、私のオススメは「 NHK語学

 

メールアドレスを登録すればログインできます。NHKの語学講座はテレビ・ラジオ・インターネットとあらゆるメディアで利用可能です。

 

中でも私がお薦めしたいのは「 NHK ニュースで英会話 」。毎週月曜~金曜日まで毎日更新しています。毎日新しいニュース音声を聞くことができます。英語テキストと和訳もセットです。

 

素晴らしい!

 

内容的はちょっとレベル高目です。

 

簡単な日もあれば、ほとんど聞き取れない日もあります。コンテンツの難易度には結構ばらつきがあります。平均的に見れば中級者かそれ以上の人向けです。

 

過去のストックも利用して簡単な内容のニュースをねらい打ちしてリスニング練習に活かしましょう。最初は難しいものは避けで徐々にレベルを上げていけばいいんですから。

 

 

以上をまとめると、

 

前半の半年は「発音」「聞き取り」「スピーキング」「英作文トレーニング」
後半の半年から「リスニング」と「英作文トレーニングの仕上げ」

 

かなり忙しいスケジュールです。1年でそれなりの英語力を習得したければ、少なくとも1日3時間は勉強時間を確保してください。

 

リスニングのレベルが上がっても英単語がわからないのでは意味ないですから、同時に語彙力も鍛えなければいけません。1日3時間じゃ足りないかもしれないかな?

 

すき間時間も常に英語のことを考え続けるくらいでないと。

 

2年使えるならスケジュールの間隔を2倍にするか、英作文とリスニングに十分な時間をかけましょう。私の場合、全てのスケジュールをこなしてリスニングをマスターするまで3年かかりました。

 

偉そうなこと言っても、私のリスニング力も完璧には程遠いんですけどね。

 

実際、才能・努力・オリジナルの工夫など、あらゆる努力と能力を注がなければ英語をマスターするのは難しい。片手間でモノにでるとは思わないでください。

 

リスニング出来るようになっても、そのレベルを維持し続けるためには毎日英語を聞かなければいけません。使わなければ衰えます。「一生勉強」の覚悟が必要です。

 

まさに「いばらの道」。好きでなければ続きません。

 

 

蛇足

 

30年以上まえの作品なんですが「一休さん」とうアニメをご存知でしょうか?

 

一休さんの中でこんな話があります。

 

小坊主の一休さんと大男が力比べをするため「餅つき」の早さで勝負をすることになります。大男が臼と杵でどんどん餅をついていく一方、一休さんは3粒ずつもち米をすりつぶしていきます。

 

順調に餅をつく大男ですが最後には疲れてへばってしまいます。その間に一休さんは確実にもち米をすりつぶしていって勝利するというお話。

 

英語の勉強にはこの一休さん的発想が必要だと思うんですよ。

 

こめ粒をひと粒ひと粒すり潰すように英単語やフレーズを覚えていく発想が。大男の方法は一見速そうに見えるけど仕上がりという点では荒が目立ってしまう。

 

実際にもちつきすれば臼と杵の方が絶対早いと思いますけどね。このアニメは教訓を伝えるための寓話みたいなものだから。一休さんは優れた教訓が多いほんとうに素晴らしいアニメでした。

 

世の中じっくり観察すれば参考になるものはたくさんあります。勉強においても、仕事においても、人生においても。あらゆるものを利用して上を目指しましょう。

 

蛇足でした。

 

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