カテゴリー英作文とは?
『 英単語カテゴリー化でレベルアップ 』
英作文する際、欲しい英単語がなかなか思い浮かばないことが良くあります。
ある程度英作文に慣れてきても、動詞の選び方、名詞の選び方、形容詞の選び方で何かと悩むものです。実際、英語にはほぼ同じ意味の英単語がたくさんありますから。
若干のニュアンスの違いはありますが、ほぼ同じ意味として使われるものが多いんですよ。
英語では同じ表現のくり返しを嫌います。
英語では、全く同じ意味なのに前に出てきた名詞と次に出てくる名詞が違うとがしばしば。名詞でも動詞でも。使い回しを嫌うこの傾向には慣れておきましょう。
それはさておき、欲しい英単語を必要に応じて思い出すためのツールが英単語のカテゴリー化。覚えた単語をカテゴリーごとに分類していく手法です。
例えば、手打ちイングリッシュでは、
- 気持ち・考えている事を伝える方法
- 状態動詞と動作動詞の使い分け
- 動作動詞・単純な動作
- 動作動詞・目的を含む動作
この4つの分野に英単語をカテゴライズしています。
各カテゴリーはさらに細かく分類されており、気持ちを伝えるカテゴリーには、
- 「喜怒哀楽」
- 「心の動き(受動態)」
- 「ネガティブな感情」
- 「ポジティブな感情」
- 提案・主張・要求・命令
- 議論する・討論する
- 集会・会議
…などなど
といった感じで細分化されています。なぜこんな面倒なことをするのかと言うと、カテゴリーに分類したほうが覚えやすいから。カテゴリーに分類したほうが思い出しやすいから。
考えてみてください。
3000個の英単語を覚えていたとして、その中からピンポイントで欲しい英単語を思い出すことがいかに難しいか。めったに使わない英単語を試験時間内に思い出すのがいかに難しいか。
カテゴリー化とは、「思い出すための手順」を作ることです。
例えば「イライラする」という単語を思い出そうとするとしましょう。「イライラする」は「気持ちを伝える」カテゴリー。その中のさらに「ネガティブな感情」のカテゴリーです。
暗記した「ネガティブな感情」の項目を上から順番に思い出していくことで、
「イライラする=be nervous」 が見つかるという訳。
パソコンでドキュメント保存するとき、必要なファイルをすぐ取り出せるように種類別にフォルダ分けするのと同じ感覚です。すべて同じフォルダに突っ込んでいたら探すのが大変ですよね。
もちろん、何の工夫も無しに直ぐに思い出せるならこんな面倒なことをする必要はありませんが、貴方は「うろ覚え」の英単語を短時間で思い出すことができますか?
1度「思い出すための回路」が作られると、2度目はもっと短時間で思い出せるようになります。3度目は一瞬で思い浮かぶかもしれません。
「記憶の脳内回路」は情報が通過する度に強化されます。
毎回辞書に頼っていたのでは脳内回路は強化されません。
頭の中の引き出しから取り出さなければ記憶は強化できないんですよ。辞書を引くのと記憶を呼び覚ますのでは効果が全然違います。
カテゴリー化により記憶の定着率も強化されます。
単語帳に載っている順番のまま無秩序に英単語を覚えるよりも、カテゴリーごとに分類して前後の単語を関連づけて暗記したほうが圧倒的に覚えやすい。そして圧倒的に思い出しやすいんです。
ぜひとも、当サイトでカテゴリー化の理論を学んでください!
『 得意分野でカテゴリー化を! 』
自分自身でカテゴリーを作成する際は、自分の好きな分野と得意な分野に集中してリストを作っていってくださいね。好きなものほど覚えやすいですから。
言うまでもない事ですけど。
試験で必要な英単語を覚えるなら全般的に覚えなければいけませんが、そうでなければ特定の分野のスペシャリストになるつもりでカテゴリーを作りましょう。記憶の定着率が全然違います。
政治、経済、ビジネス、科学技術、趣味でもエロでもなんでもOK。
自分が好きな分野を選びましょう。英語においては、狭く深く掘り下げてから間口を広げていくのが最も効果的な勉強方法だと思います。
少なくとも英語においてはゼネラリストよりもスペシャリストのほうが役立ちます。
必要な英語フレーズを選んで暗記するということは、「不要な言葉は覚えない」ということでもあります。何でもかんでも覚えようとしていたら本当に必要な情報が霞んでしまいますよ。
人の脳は必要な情報のみをすぐ取り出せる状態にして、不要な情報は引き出しの奥のほうにしまうか忘却する仕組みになっています。
だから、めったに使わない英単語を頑張って暗記しても意味がない。
自分にとって必要な情報のみを選んでリストを作っりましょう。そのリストを暗記して何度も何度も思い出してください。それが私の提唱するカテゴリー化です。
リストを作る際は当サイトの例文を利用してもらってもいいですが、辞書のフレーズをそのまま引用してもいいです。自分の好きな形に加工して覚えるのも有りかと。
色々工夫してみてください。