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第4文型をマスターする

英作文トレーニング 文法編 level 1-6

 「 第4文型:S(主語)+V(動詞)+O+O

 

(A) She made me a sweater.
(B) He bought her a diamond ring.
(C) I showed them my new car.

 

第4文型は動詞のあとに目的語が2回、つまり名詞が2回続きます。

 

最初の目的語をO1、二番目の目的語をO2とします。O1は人、O2は物であることが多い。主語がO1のためにO2を作ったり買ったり見せたりする。「SはO1にO2を~する」という意味になります。

 

目的語を取りますから、当然、他動詞を使いますが、他動詞であれば何でも第4文型にできる訳ではありません。第4文型を使える動詞、使えない動詞があります。辞書でチェックしてくださいね。

 

第4文型は第3文型に変換可能です。

 

「相手に何かを届ける」という意味の第4文型(Give型)なら、S+V+O2+to+O1
「相手のために何かする」という意味の第4文型(Buy型)なら、S+V+O2+for+O1

 

(A) She made a sweater for me.
(B) He brought a diamond ring for her.
(C) I showed my new car to them.

 

O1を前置詞+名詞という形で副詞句に置き換えます。副詞句に変換するのは人。物ではなく人を副詞化するのがポイント。

 

前置詞に使うのはfor かto。

 

動詞によってどちらを使うかが変わります。

 

O1を強調させたいときは第3文型、そうでなければ第4文型。重要なキーワードほど後に持っていくのが英語の一般的な特徴です。

 

(A) 彼女は彼のためにセーターを作ってくれた。

A :

 

(B) 彼は彼女にダイヤのリングを買った。

A :

 

(C) 彼らに私の新しい車を見せた。

A :

 

 「 第4文型の特徴

 

第4文型は第1~3文型と比べれば汎用性はぐっと低くなります。全ての他動詞が使える訳でもなく、使える状況も限られていますから。第3文型で言い換えることもできます。

 

英作文するよりは決まり文句として覚えておいたほうが使い勝手がいいでしょう。

 

名詞が2回続くパターンとしては、同じ性質の名詞を並べる「同格」、「A of B」で「B(の所有・所属)のA」
という使い方があります。

 

(D) I have an idea (that) we will win the game.(同格)
(E) He lives in the village of Nagano.(A of B)

 

(D) 我々がゲームで勝つためのアイデアがあります。
(E) 彼は長野のある村に住んでいます。

 

 

英作文トレーニング第4文型から第3文型

 

Give型 「相手に何かを届ける」(toを使用)
(1) 彼女は私にチョコレートをくれた。

A :
A :

 

(2) 彼は彼女に傘を貸した。

A :
A :

 

(3) 彼は彼女にラブレターを送った。

A :
A :

 

(4) 君にキーワードを教えよう。

A :
A :

 

Buy型 「相手のために何かする」(forを使用)
(5) 私の眼鏡を探してくれませんか?

A :
A :

 

(6) 君の手料理を作ってくれないか?

A :
A :

 

(7) 彼女には何も残せなかった。

A :
A :

 

(8) 彼女へのプレゼントを選ぶことができなかった。

A :
A :

 

※解答例
(1)
She gave me a chocolate.
She gave a chocolate to me.
(2)
He lent her an umbrella.
He lent an umbrella to her.
(3)
He sent her a love letter.
He sent a love letter to her.
(4)
I tell you the keyword.
I tell the keyword to you.
(5)
Will you find me my glasses?
Will you find my glasses for me?
(6)
Will you make me your home cooking?
Will you make your home cooking for me?
(7)
I left her nothing.
I left nothing for her.
(8)
He couldn’t choose her a present.
He couldn’t choose a present for her.

 「 まとめ

  1. 第4文型は目的語が二つ。「SはO1にO2を~する」 という意味になる。
  2. 第4文型は第3文型に変換可能。to/for で目的語を副詞化する。
  3. 名詞が二回連続で使われる用法を覚えておくこと。

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