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英作文の方法 【 形容詞 】

英作文トレーニング 文法編 level 4-3

 「 形容詞の使い方

 

形容詞は名詞を修飾して名詞句になるか補語になるか、そのどちらか。形容詞が1語なら名詞の前に置く。形容詞が2語以上なら名詞の後ろに置く。これがルールです。

 

名詞を修飾する方法には形容詞の他、関係代名詞、不定詞、現在分詞、過去分詞があります。分詞の場合、ほぼ形容詞化しているものが多いですね。

 

補語になるのは形容詞、不定詞、現在分詞、過去分詞。be動詞など一部の動詞では、名詞を補語にすることができます。

 

 

形容詞で名詞を修飾

 

This coffee smells good.(補語:第2文型)
The coffee makes me happy. (補語:第5文型)
This is a tasty coffee. (形容詞+名詞)
There is a cup full of coffee. (名詞+形容詞句)

 

 

名詞を修飾する形容詞がひとつだけとは限りません。形容詞が2つ、3つ続いて(形容詞句ではなくて)名詞を修飾する場合もあります。

 

(A) She is my little lover. (形容詞×2+名詞)
(B) I bought ten interesting new books. (形容詞×3+名詞)
(C) I met his twin small younger sister. (形容詞×4+名詞)

 

並び方はこんな感じ。
冠詞(the, a, an)、所有格(my, his, her)
数(many, few)、量(much, little)
主観(good, normal, bad)
大小(large, small)
年齢(younger, elder)、新旧(new, old)
色(red, blue, yellow)
材質(leather, wood, iron)、出所(Japanese, German)

 

(A) 彼女は私のかわいらしい恋人です。

A :

 

(B) 新しくて面白そうな本を10冊購入しました。

A :

 

(C) 彼の双子の妹に会いました。

A :

 

現在分詞で名詞を修飾
(D) It was an interesting movie.(現在分詞+名詞)
(E) I saw a thief escaping from a police.(名詞+現在分詞の句)

 

 

過去分詞で名詞を修飾
(F) There are a lot of excited people. (過去分詞+名詞)
(G) I saw a thief captured by a police. (名詞+過去分詞の句)

 

 

不定詞で名詞を修飾(後ろから)
(H) Do you have anything to write with?
(I) She has a dream to become a translator.

 

 

関係代名詞で名詞を修飾(後ろから)
(J) I have a friend who is a nurse.
(K) This movie which I watched yesterday is very popular.

 

(D) 面白い映画だった。

A :

 

(E) 警察から逃げている泥棒を見た。

A :

 

(F) 興奮した人々がたくさんいる。

A :

 

(G) 泥棒が警察に捕まえられるのを見た。

A :

 

(H) 何か書くものを持っていませんか?

A :

 

(I) 彼女には翻訳者になるという夢があります。

A :

 

(J) 私には看護婦をやっている友達がいます。

A :

 

(K) 私が昨日見たこの映画はすごく人気がある。

A :

 

形容詞で名詞を修飾 例外

 

(L) I want something special.
(M) I will get everything superior.
(N) I have nothing to do today.
(O) Is there anything interesting in today’s news?

 

Some-one, every-body, no-thing みたいな組み合わせの代名詞を修飾する場合、形容詞は一語でも後ろから修飾します。二語以上でも後ろから修飾。

 

(L) 何か特別なものが欲しい。

A :

 

(M) 良いものなら何でも買うつもりです。

A :

 

(N) 今日は何もやることがない。

A :

 

(O) 今日のニュースで何か面白いことはありますか?

A :

 

 「 数を表す形容詞

 

(1) She has a lot of boyfriends.
(2) She drank lots of alcohol in the hall.

 

a lot of/lots of は数えられる名詞(many)にも数えられない名詞(much)にも使えます。両者とも肯定文で使うのが普通。否定文か疑問文の場合、many か much を使います。

 

a lot of/lots of、両者とも同じ意味。

 

ちなみに、「lot」 は「くじ・分け前」という意味の名詞なので、「a lot of/lots of」は形容詞ではありません。「A of B」(AとBは名詞)という形で名詞句を作っています。

 

(3) Economy of Japan(A of B)→ Japanese economy(形容詞+名詞)
(4) Value of book(A of B)→ valuable book(形容詞+名詞)

 

(3)はほぼ同じ意味。(4)は少しニュアンスが変わる。

 

(3)は所有格を使って Japan’s economy とう言い方もできます。

 

 「 まとめ

  1. 単語1コなら名詞の前、2コ以上なら名詞の後ろから修飾。それが形容詞のルール。
  2. 名詞を修飾する形容詞が1コだけとは限らない。
  3. 形容詞を修飾したければ副詞を使う。副詞も形容詞と同じルールで修飾する。

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